想定しているご相談
士業ネットワークと連携して顧客へAI導入支援や研修を行っている会社や、IT人材サービス・システム開発・保守を通じて顧客のITを支えている会社から、AI活用と同時にセキュリティ対策を届けたいというご相談が寄せられています。AIで攻撃は速くなり、社内ではAIエージェントが外へ通信し始めています。お客様から古いVPNや社内データの扱い、AIの通信への不安を相談され、導入支援にとどまらず守りの仕組みを組み合わせて提供したいという場面です。既存の顧客基盤に対して、AIの利便性を引き出す支援と現場の安全を守る製品を組み合わせ、継続的な提案体制を組み立てるご相談を想定しています。
主力の3本柱
フォースネットのAIセキュリティは、AIで攻撃を見つける製品ではなく、社内への入口を守り、AIエージェントが外へ出る出口を絞り、社内の端末を把握しておくための製品群です。主力は自社で開発した次の3本柱です。
- ForceLink(入口):社内への入口を、在宅・外出先も含めて守るリモートアクセスです。管理画面をインターネットに公開しない設計で、人数で数えない定額制です。
- ForceUTM(出口):既存機器を置き換えずに回線へ追加できる透過型UTMです。AIエージェントの外向き通信を許可した宛先以外へ段階的に絞り、業務で使わない通信を止めます(Tate(盾)の出口制御を統合しました)。導入前に回線・ルーター・配線構成を確認します。
- ForceJOSYS(社内の端末):社内LANを観測して端末台帳を育て、異常時には原因候補と次の行動を証拠付きで整理する、専任の情シス担当がいない会社向けのIT運用支援サービスです(旧称 AI情シス)。企業ごとに個別カスタマイズして提供しているため、お取り扱いは案件単位のご相談となります。
組み合わせる関連製品
社員のAI利用の見える化や、AIツールを組織で管理する仕組みは、3本柱と組み合わせる関連製品で支えます。AI関所BOXは、既存のWeb利用や社内LANを変えず、AI通信だけをオフィス内の関所へ誘導して利用状況や会話の可視化、検知、保管を行う製品です。Hoko(矛)は、社員PCに散らばるAIツールを組織が管理するAIワークスペースへ移す実行基盤です。HokoとAI関所BOXは提供中・導入相談受付中で、価格体系や顧客導入実績は公表していません。現在はデモ実演、PoC、個別カスタマイズ、OEMのご相談を受け付けています。
守りの設計は、セキュリティFDEが支えます
一つの製品で、AIを使うときの守りをすべてまかなうことはできません。フォースネットには、AIを使うときの守りの設計に絞って伴走するFDE(Forward Deployed Engineer、伴走エンジニア)がいます。いま誰がどのAIを使いどこへ通信しているかの確認、AIへ送ってよいデータの切り分け、AIエージェントに渡す権限と外へ出てよい宛先の決定などを、既存の機器や他社のサービスも含めて設計します。パートナーの皆さまの案件でFDEがどこまで関わるかは、協議のうえ分担を設計します。お客様向けの説明はForcenet AIセキュリティのサイトにまとめています。
パートナーとしての入口
貴社とフォースネットのお取り組みには、3つの入口を用意しています。1つ目は、案件単位のご紹介や共同提案です。事前の包括的なパートナー契約を結ぶ前であっても、目の前のお客様の課題に応じた個別案件のご相談を受け付けています。ForceJOSYSはこの入口からのご相談となります。2つ目は、デモ実演や共同PoCです。お客様への提案に先立ち、実働システムを用いた画面の確認や、実際の利用環境を想定した検証をフォースネットとともに進められます。3つ目は、製品ごとの再販協議です。貴社がフォースネットブランドの製品をパートナー価格で仕入れてお客様へ販売する形態ですが、全製品を一括で扱う必要はなく、1製品から貴社の顧客層や商材との相性に応じて取り扱いを相談できます。見積や請求は貴社が担当し、技術説明や導入、保守はフォースネットが後方支援する分担を組むことができます。
提案の切り口
各製品は、専任のIT担当者が不在で、総務や経営層がIT管理を兼任している現場の状況に合わせた切り口で提案できます。ForceLinkは、VPN装置の管理画面が外部に公開されている、古いVPNを使い続けているといった入口の不安を持つお客様への置き換えとして提案できます。ForceUTMは、既存のネットワーク構成やIP設計を変更できない拠点において、回線に挟む構成でAIの外向き通信を許可した宛先以外へ段階的に絞る出口制御として提案できます。TLSの復号や回答内容の検査ではなく、許可していない通信先への到達を制限するネットワーク層の対策として位置づけられます。ForceJOSYSは、社内に何がつながっているか分からないお客様に、端末台帳を育てるところから提案できます。ForceUTMのログをお客様が契約しているAIで分析する際には、IPアドレス台帳の代わりにも使えます。さらに、AI利用を一律に禁止せず使われ方を把握したい場面ではAI関所BOXを、AIツールを社員PCから切り離して組織で管理したい場面ではHokoを組み合わせられます。
相談前に整理いただきたいこと
面談を円滑に進めるため、以下を整理いただけると話が早く進みます。すべてが決まっていなくても構いません。
- 貴社が向き合っている主な顧客層と、その組織規模やIT管理の体制
- AI研修や導入支援など、貴社の既存サービスとフォースネット製品の組み合わせ方
- 案件紹介、共同提案、再販など、現時点で想定されている提供形態
- デモの実施や先行PoCの候補となりそうなお客様の有無
- パートナーとしての活動や案件提案の開始を希望される時期
進め方
最初のお問い合わせから取扱開始までは、次の流れで進めます。
- 情報交換:加盟のご相談フォームからいただいた内容をもとに、貴社の事業や顧客層、フォースネット製品の適合性についてオンライン等で意見を交わします。
- 秘密保持契約:具体的な製品構成、費用や取引条件などの詳細を共有するため、相互に秘密保持契約を締結します。
- デモ・PoCの設計:実働システムを用いたデモの実施や、想定顧客を対象とした検証手順・検証項目のすり合わせを行います。
- 役割分担と条件のご説明:営業活動、技術説明、導入作業、保守運用における両社の役割分担と、制度の詳細条件を面談でご説明します。
- 取扱開始:審査と合意を経て個別契約を締結し、案件の提案活動や販売を開始します。
ご相談はフォームから
フォースネットのAIセキュリティ製品に関する協業や再販のご検討は、加盟のご相談フォームより受け付けています。フォーム内の「関心のある製品」の項目では該当する製品をお選びいただき、「パートナー形態」の項目は「案件単位の相談(紹介・共同提案)」や「両方・まだ決めていない」を選択して送信いただけます。貴社の現在の顧客支援状況に合わせた進め方を協議いたします。